昨日も京都で震度4クラスの地震がありましたね。
地震大国日本でマイホームを考えた時、耐震性能をしっかり重視してほしいと思います。
さまざまな地震対策でできた「住宅性能表示制度」。
建物が地震に耐えられる「耐震等級」という基準が設けられています。
耐震等級は最高で「耐震等級3」までランクがあります。
「耐震等級3」は、建築基準法の1.5倍の耐震性を持ち、
消防署や警察などの防災の拠点となる建物がこの等級に相当しています。
長期優良住宅だと「耐震等級2」以上の強度が求められます。
それのさらに上をいく「耐震等級3」の性能の家は、
長期優良住宅の基準をクリアするだけでなく、地震保険が半額になるメリットもあります。
もしもの災害時
避難所はたくさんの人が一緒に生活をします。プライベートはなく周りに気を遣います。体育館などでは寒暖差が激しく、また一緒に暮らしているペットは入れないことが起こります。
家族の安心安全な住まいづくりに「耐震等級3」の家をぜひ検討してください。
そこで注意したいコトは・・・・・・
「耐震等級3相当」では長期優良住宅や地震保険の半額は適用されません。
住宅性能評価機関による正式な検査に合格し、認定されなければなりません。
「耐震等級3相当」というのは、耐震等級3くらいと推測される建物のことで、正式な認定がされていない建物を「耐震等級3相当」と表示されています。
固定資産税が最大5年間半額
一般の戸建住宅を取得時は、固定資産税の軽減は3年間ですが、耐震等級3取得、長期優良住宅の場合は5年間に延長。
登録免許税の軽減される
長期優良住宅取得で、税率の引き下げの優遇措置あり。
所有権保存登記は一般住宅の場合0.15%ですが、優遇措置を受けると0.1%になり、所有権移転登記は、戸建て0.3% から0.2%になり登記費用が安くなります。
住宅ローンの控除額が5000万円の1パーセントまで拡大
一般の戸建の住宅ローン控除の限度額が4000万円なのに対し、長期優良住宅は5000万円。(適用消費税率が8%または10%の場合)控除率は1.0%なので、長期優良住宅を取得すると最大控除額は500万円です。
フラット35が10年間金利-0.25%
耐震等級3の住宅は、フラット35さらに10年間0.25%金利が引き下げられるフラット35S金利Aプランを利用可能。
長期固定金利で住宅ローンを希望している方には、耐震等級3の住宅で10年間金利の優遇を受けることができます。
地震保険が5割安くなる
耐震等級3を取得している住宅の場合、地震保険料が一般住宅の約半額。
地震保険料が一般住宅の約半額になる事でかなり費用負担の軽減に!