古来の日本建築は、小学生の頃学んだ高床式倉庫の様に、雨季や湿気対策や害獣を防ぐように床が高く造られていました。
風通しを良くする工夫ですね。
縁の下は換気を良くして、土台などの木材を腐らせず、長持ちさせます。
もしもの地震のさいに、土台や柱が腐ったり白蟻などの被害にあうと、強い力に耐えきれなくなってしまうこともあります。

床下の基礎部分の環境は、家の寿命を左右してしまいます。

只今、大規模リフォーム工事の現場では、床下環境改善の施工を行なっています。

地面からの湿気を防ぐ防湿シートを敷き込み、土間コンクリートを打ちます。
ベタ基礎とは、コンクリートの厚みが違いますが、湿気対策、給排水配管類の交換をする事で劣化漏水を防ぎます。床下点検口を設けて、定期的なメンテナンスも行いやすくなります。

その他にも、家の塗装や屋根の葺き替え、床の張り替え、設備の交換などは、経年劣化による寿命がありますので、安心して長く住み続けるために、定期的に修繕が必要になります。

お住まいのことでお困りの事がありましたら、お気軽にご相談ください。