こんにちは!

西尾です

 

昨日「南畑の家」の気密測定を

行いました

 

気密値(C値)0.23!

当社の最高気密値更新です👑

毎回気密測定の前日になると

数値出るかな…

大丈夫かな…

窓枠ちゃんと抑えたかな…

と若干ネガティブになってしましますが

きちんと毎回0.3前後の数値が出てくれます

 

ブログのお題にもあるように

当社は全棟気密測定を行い全棟気密値を

把握しております

その他にもUa値であったりQ値であったり

ここ10年ごろだとηA値も保存してます

 

Ua値とはなんぞや

という説明は今回は省かせていただきます

詳しくはこちら

 

そこで今回は「戻り気密(仮)」について

お話しさせていただきます

 

戻り気密とは

【構造途中で気密測定を行った後

実生活の時に計測した際の気密値】

です

 

当社の気密測定は造作の途中で

気密測定を行います

※多分大体の会社さんも同じ

 

つまり外壁のパネルを当てて

一番隙間がない状態

の時に気密測定を行います

 

家本来の気密値はこの時点で出ます

 

しかし住んでいただくようにするために

エアコン、換気システム、キッチンの換気扇

などたくさん外壁に穴を開けます

もちろん高性能住宅用の換気扇を使います

 

しかしエアコンのドレンホースの穴や

換気扇の器具のわずかな隙間も気密測定では

数値が変わります

 

だから本来

造作途中に一回

工事完了時に一回

引き渡してから10年後にもう一回

と数値が果たしていくつ変わるのか

検証して見るべきなんです

 

しかし気密測定とは

夏やるか冬やるか

西風の時やるか東風の時やるか

によっても数値が変わります

 

だからこそ

「建物の気密値」(一番最初)が

重要になってきます

 

1回目0.23はおそらくお引き渡し時に

0.4ほどまで気密値が戻ります

 

大体0.15くらいアップのイメージ

入れる器具とエアコンの代数に

よって変わるので一概には言えませんが

 

でもこの【戻り気密】を知っているか

知らないかで施工の仕方が変わってきます

 

ぜひオーナー様で記事を読んで気になった

方が見えたら再度気密測定していただいても

面白いかもしれませんね☺️

 

高性能住宅とは

なにをもって高性能なのか

最近の企業の謳い文句を見ていると

よく考えます